SCP財団　月面支部　「確保、収容、保護」

オブジェクトクラスについて、ご説明します。
基本的オブジェクトクラスは「safe」「Euclid」「keter」です。

まず「safe」からご説明します。
このオブジェクトクラスは、まったく人間に害を与えないというわけではありません。
例として、SCP-714のような、対象者が直接把持したりしなければ、現象が起きないオブジェクトは
safeとして、判定されます。例えば、核爆弾を職員が持ってきたとします。
オブジェクト指定をする人たちは、これをsafeとしました。なぜならば、作動させない限りは危険なものじゃないからです。

次に「Euclid」について、このオブジェクトクラスは、
ちょっと危険なものを指します。ですが、このクラスがついたオブジェクトには、対処方法があるのです。
例として、SCP-173とSCP-096を出します。SCP-173は、見られている間けっして動くことができませんし、SCP-096は、見なければ
攻撃は絶対にしてきません。つまり、何らかの方法で対処ができる危険性のもったオブジェクトは、Euclidに指定されます。

次に、「keter」です。
keterクラスは基本的に収容が不可能と言われております。
例として、SCP-682は、収容が可能ではありますが、異常なほどの危険さをもっています。
簡単に言えば、対処できる方法がない物はketerということです。